埼玉県版 平均世帯年収1位の学区一覧を公表
「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、「埼玉県版 年収の高い学区」の調査を行ったので公表します。埼玉県内の上位学区には、旧浦和市にある学区が多くランクインしました。旧浦和市は文教地区や高級住宅街として有名で、さいたま市浦和区となった現在でも、教育水準の高さや落ち着いた居住環境が人気なエリアです。また、旧浦和市周辺の再開発エリアにある学区も、上位にランクインしています。新都心などの再開発エリアには、国家公務員宿舎や大手企業の社宅などが存在し、同じような年収層・居住者層が集まることで、その一帯の平均年収が高くなる傾向がありました。
本リリースでは、世帯数が4万以上の埼玉県内行政区における、平均世帯年収1位の小学校区のみを公表していますが、「住まいサーフィン」では、行政区ごとに上位5校の小中学校を掲載しています。更に、各学区における新築マンションの相場価格も確認できますので、ご覧ください。
【ポイント】
◆1位はさいたま市中央区の上落合小学校、2位はさいたま市浦和区の常盤小学校
◆旧浦和市または旧浦和市近くの再開発地域が上位5件中4件を占める
詳細はこちら⇒ https://www.sumai-surfin.com/k/static/nensyu/
平均世帯年収1位の学区は再開発で人気の「上落合小学校」
埼玉県で最も平均世帯年収が高かったのは、周辺の再開発が盛んな、さいたま市中央区の上落合小学校(平均世帯年収862万円)でした。その中でも学区を構成する上落合7丁目には、国家公務員宿舎や大手企業の大規模社宅などがあり、特に平均年収が高いエリアとなっています。また、新都心としての再開発が行われた結果、企業の進出や法務省や厚生労働省などの合同庁舎も多く、職住近接のニーズを満たしています。さらに、アルーサや与野ハウスなどの大型施設や商業施設も充実しており、北与野デッキを通ってコクーンシティやさいたまスーパーアリーナまでも徒歩圏という人気エリアとなっています。
高層マンションも多い浦和区は有名進学校が集まる文教エリア
続いて、さいたま市浦和区の学区を紹介します。文教地区として知られる浦和区で平均世帯年収が最も高い学区である常盤小学校(平均世帯年収850万円)は、常盤中学校と共に人気の名門公立学校です。その他にも浦和区には、仲町小学校(平均世帯年収836万円)、針ヶ谷小学校(同816万円)、岸町小学校(同812万円)があり、埼玉県内の2位から5位を浦和区内の小学校区が占めています。これらの学区に、埼玉県内屈指の高級住宅街である岸町、常盤、高砂エリアが含まれていることも、学区の平均世帯年収が上がる要因と言えます。
また、常盤小学校と針ヶ谷小学校の近くには、東大合格者数が全国的にも上位である県立浦和高等学校があり、岸町小学校の近くには、県立浦和第一女子高等学校など有名進学校があることもポイントです。
浦和区は、さいたま市の中で最も高層マンションが多く、10階建て以上のマンションが265棟も建てられています。浦和駅周辺の再開発は現在も続いており、2020年には27階建ての超高層マンションが完成予定であるなど、これからの発展も期待できます。さらに、浦和パルコや伊勢丹浦和店のような大型商業施設の充実や、浦和駅から新宿まで最短21分という都心へのアクセスの良さから、都内に通勤する人々にとっても人気の住宅地です。
【総括】
埼玉県は、隣接学区か特定地域での学校選択制を採用している行政区が多いですが、選択肢が隣接学区または特定地域の住民に限定されているため、居住地によって学校選択がほぼ決まってしまいます。住宅購入動機の1つとして、「子供の教育環境を考慮」が常に上位に上げられます。希望の学区におけるマンションの相場価格に加えて、入居後の生活に一定の影響を及ぼすであろう学区内の平均年収を可視化することは、マンション選びの参考にしていただけると考えています。
※本調査の小学校区平均世帯年収は、総務省統計局 「平成22年国勢調査」「平成25年住宅土地統計調査」を自社の独自ロジックを使用して分析・作成しました。学区域は国土交通省国土政策局「国土数値情報(小学校区データ)」平成22年時点のものを元に自社が独自に調査・加工しました。この調査における「平均世帯年収」とは、全世帯から単身者や夫婦のみと推定される世帯を除外して算出したものを指します。
-本件に関するお問い合わせ先-
スタイルアクト株式会社 ITコンサルティング事業部 清田
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