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第35回マンション購入に対する意識調査の公表

【要旨】
■購入検討者の7割が現在のマンション価格を「高い」と回答
■「買い時である」と思う人は金利の低さを、「買い時ではない」と思う人は価格の高さを理由に挙げている

不動産ビッグデータでビジネス展開するスタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、自社が運営する「住まいサーフィン」にて、マンション購入検討者の定例意識調査を実施いたしましたので公表します。

本調査は、自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員のうち、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象として実施した「マンション購入に対するアンケート」です。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されておりますので、弊社は、“購入検討者の心理”を四半期単位で時系列比較しております(第1回は2008年4月、今回で35回目)。

今回の調査では、現在のマンション価格を「高い(購入をあきらめるほど+ためらうほど)」と回答した割合が7割に達し、過去最高値となりました。実際、現在の新築マンション価格は、2006-2007年のミニバブル期を超えた、高い水準のままで維持しています。1年後の価格変化については、「上がる」との予想が前回(2016年7月)調査時に比べ-2.1ポイント減少し、「横ばい」と「下がる」が微増しました。
買い時DI(※1)は-28.1ポイントで、「買い時である」が2割、「どちらでもない」が3割、「買い時ではない」との回答が5割弱となりました。それぞれの主な理由としては、「買い時である」と回答した人は「低金利」、「どちらでもない」と回答した人は「景気の不安定さ」、「買い時ではない」と回答した人は「マンション価格の高さ」が挙げられていました。予算が潤沢にある人は、マンション価格と住宅ローン金利の両方の状況を見ながら検討できますが、そうでない人にとっては、価格そのものが検討対象になりません。このことから、購入意欲が「増した」との回答は、前回(2016年7月)から9.1ポイント減少しました。しかしながら、「購入意欲は以前から変わらない」は43.9%と、前回から4.1ポイント増えました。購入意欲はあるものの、慎重に検討する人が増えていると推察します。

(※1)買い時DI:マンションを「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出した値。

※この調査結果の詳細は、住まいサーフィンでもご覧いただけます。

第35回マンション購入意識調査 詳細結果、グラフ(PDF)

<本件に関するお問い合わせ先>
スタイルアクト株式会社 ITコンサルティング事業部 松本
TEL:03-5537-6333 FAX:03-5537-6334 Email:pr@styleact.co.jp

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