NEWS & ARCHIVES

  1. HOME
  2. NEWS&ARCHIVES
  3. プレスリリース
  4. 購入したマンションの資産性は高い?低い? 2021年度版 分譲年別&行政区別 中古マンション値上がり率発表

購入したマンションの資産性は高い?低い? 2021年度版 分譲年別&行政区別 中古マンション値上がり率発表

首都圏トップは2005年の中央区47.3%

マンション情報サイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/ 運営:スタイルアクト株式会社、本社:東京都中央区、代表取締役:沖有人)は、2021年度版分譲年別行政区別の中古マンション値上がり率を発表しました。「住まいサーフィン」は、分譲マンション購入・売却検討者26万人を有する分譲マンションのセカンドオピニオンサイトです。

本調査は、2019年7月から2020年6月に売り出された中古マンションデータ(※)をサンプルとし、新築時と中古売出価格を住戸単位で比較し値上がり率を算出しています。「どの年に、どの場所に、マンションを買った人が、実際にどのくらい儲かったか(または損したか)」が分かります。

(※)本調査に使用したデータは、2019年7月から2020年6月に各不動産仲介会社を通じて売却された 区分所有マンションの価格情報を「住まいサーフィン」が独自に収集したもの

【調査結果】
■首都圏の分譲年別中古マンション値上がり率

・中古マンション値上がり率と新築価格指数は逆相関の関係となる
(価格が安い時期に購入したマンションは、後に値上がりする)
・分譲年2013年のマンションは、値上がり率が高い
・分譲年2008年のマンションは、値上がり率が低い

■首都圏のエリア別中古マンション値上がり率

・直近2018年竣工物件では首都圏エリア別で中古値上がり率がプラスとなったのは都区部のみで、順位では都区部、次いで、神奈川県、埼玉県、千葉県、東京市部となった

◇東京23区
・都心3区(千代田区、港区、中央区)は中古値上がり率が特に高い(価格が安い時期に購入したマンションは、後に値上がりする)
・ついで台東区、渋谷区と必ずしもブランド地名に限らず、都心へのアクセスのよさが影響した

【東京23区:中古マンション値上がり率ベスト5】

◇東京市部
・都下において中古値上がり率が高いのは武蔵野市

【東京市部:中古マンション値上がり率ベスト5】

◇神奈川県
中古値上がり率が高いのは、横浜市西区と川崎市中原区、幸区
・横浜市西区は、みなとみらい駅や横浜駅との距離が近く、大規模でタワーマンションという、資産価値を保ちやすい条件を備えたマンションが多い
・川崎市中原区、幸区は、複数路線が乗り入れ、東京・横浜へのアクセスが良好なそれぞれ武蔵小杉駅、川崎駅のタワーマンションが牽引している

【神奈川県:中古マンション値上がり率ベスト5】

◇埼玉県
中古値上がり率が高いのは、さいたま市浦和区、さいたま市大宮区
・駅の利便性と学区人気が高いエリアが値上がり率が高い傾向となった

【埼玉県:中古マンション値上がり率ベスト5】

◇千葉県
・中古値上がり率が保たれやすいのは、成田市、浦安市
・都心アクセスの良さや、空港・データセンター等産業需要が増加したエリアが上昇した

【千葉県:中古マンション値上がり率ベスト5】

■関西圏のエリア別中古マンション値上がり率
・関西圏で中古値上がり率が最も高いのは京都府で、次いで、大阪府、兵庫県となった

◇京都府
・中古値上がり率が特に高いのが、中京区、下京区、東山区で、立地の希少性から国内外問わず需要が見込めるエリアの上昇が牽引した

【京都府:中古マンション値上がり率ベスト5】

◇大阪府
・中古値上がり率が高いのは、大阪市北区、福島区、西区
・大阪の中心地である「キタ(北区に位置する梅田エリア)」、「ミナミ(中央区南部に位置する難波・心斎橋エリア)」、そしてJR大阪環状線の内側に位置する大阪市西区等内周化が進み、都心ほど資産価値が保たれやすい

【大阪府:中古マンション値上がり率ベスト5】

◇兵庫県
・神戸市の中心街である三宮周辺新規供給が条例等で制限されており中古値上がり率が高い

【兵庫県:中古マンション値上がり率ベスト5】

◇他エリア
・滋賀県草津市は近年ベッドタウンとして発展しており、物件数は多くないものの資産性が高い状態が続いている

【他エリア:中古マンション値上がり率ベスト5】

*より詳細な行政区別の結果は、「住まいサーフィン」でも公開しています。https://www.sumai-surfin.com/price/increase-rate/area-price/touraku-2021/

【調査コメント:不動産コンサルタント 沖有人】

■プロフィール
1965年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、会計事務所系コンサルティング会社に入社。不動産マーケティング会社を経て、1998年7月独立し、アトラクターズ・ラボ(現在のスタイルアクト)株式会社を設立。同代表取締役。不動産データを分析して発見した各種の法則性を「住まいサーフィン」に集約して無料公開。2021年1月現在26万人以上の会員を擁す。自宅で資産形成する方法を説き、著作はベストセラー含め14冊を上梓。連載コラムはダイヤモンドオンラインなど3本で、不動産市況予測を得意とし、過去2年後に25%値上がりするなど時期と割合を明示したうえでマンション価格予測を的中させている。講演会の満足度は毎回ほぼ100%を続けている。

【コメント】
住まいサーフィンの会員はこれらの情報を活用して、平均2200万円の含み益を出しています。このデータを把握すれば、どこで購入すれば自宅で資産形成できるかが分かります。当面、金融緩和が継続することで、マンション価格が上昇基調は変わりません。資産性のある場所に、早いうちに自宅マンションを購入することが成功の秘訣となります。

<本件に関するお問い合わせ先>
スタイルアクト株式会社 広報担当:川嶋、安藤
TEL:03-5537-6333 FAX:03-5537-6334 Email:pr@styleact.co.jp

関連記事

RECRUIT

採用情報

この調査に興味がある方、
私たちとともに働きませんか?(主婦パートさん、時短歓迎!)

募集中の職種を見る