新築マンションアフター満足度ランキング2015
【要旨】
・1位は野村不動産、2位は三井不動産レジデンシャル、3位は東京建物
・アフター基準をほぼ満たすとの回答が全体の85%、業界全体のサービスレベルが向上
不動産ビックデータを所有するスタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、新築マンション入居者に対し、アフターサービスの満足度調査を行ったので公表する。自社が運営する分譲マンション購入者向けサイト「住まいサーフィン」にて、新築分譲マンションを購入し、かつ2009年以降に入居し、今までにアフターサービスを受けた方を対象に、アンケートを実施している。
住まいサーフィン会員とネットリサーチ会社のパネル、一部デベロッパーのパネルに対して調査依頼メールを配信した。2010年から実施しており今回で6回目となる。
■実施時期 2014/12/5~12/19
■有効回答数 全体:1124、アフターサービス設問:888(ランキング対象はサンプル数が20件以上の売主)
#回答者に居住マンション名称を記載させ、実在マンションでかつ売主が回答者の記載と一致するものだけを有効票とした。
【調査の結果】
●アフターサービス全体ランキング
全体総合満足度1位は野村不動産(77.7ポイント)で、昨年の3位から順位を上げている。2位は三井不動産レジデンシャル、3位は東京建物となった。この上位3社の顔触れは昨年と同じ。アフターサービス水準は各社がしのぎを削っており、1位~10位が4ポイント内に収まっている。
●基準到達度と説明力
アフターサービス水準が拮抗している証拠に「アフターサービスの基準(※1)を明示し、基準に対する到達度を確認したところ基準を8割以上満たすとの回答は全体平均で85%に達していた。規定された内容のアフターサービスの提供たけでは満足度に差がつかなくなっている。この問いで「基準が8割以上を満たす」割合が最も高いのは野村不動産と大京であった。接客などのソフト面により満足度の差がつく傾向にある。アフターサービスに影響を及ぼす項目の1つ補修説明の理解度も参考までに掲載する。