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「東京23区賃料改定状況調査 2016年4-6月期」の公表について

【要旨】
◆東京23区の賃料改定率は、20万円未満の一般市場で-0.2%、20万円以上の高額賃貸市場では0.7%と、ともに実質プラスが継続。
◆高額賃貸市場は増額改定が半数を占めるが、その割合は前四半期比で微減。

不動産ビッグデータでビジネス展開するスタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、「東京23区の賃料改定状況調査」を行ったので公表します。
賃料改定とは、同一住戸の前回募集賃料と(いったん入居→退去後の)今回募集賃料を比較し、差分を24ヵ月補正したデータです(※同額の場合は0%)。 自社の賃貸住宅データベースを用いて集計しており、2016年4-6月期のサンプル数は5万8,198件です。

グラフ:東京23区賃料改定状況調査4-6月期

1.一般賃貸市場(月額賃料20万円未満)
2016年4-6月期の賃料改定率は-0.2%と前四半期と同じ程度で推移しています。築年が2年経過していることを考慮すると、この-0.2%は実質プラスの改定といえます。増額、据え置き、減額の割合は2016年4-6月期も、前四半期とほぼ同じ。一般賃貸市場は繁忙期を終えてなお、好調な状況が継続しています。

2.高額賃貸市場(月額賃料20万円以上)
2016年4-6月期の賃料改定率は+0.7%となりました。前回募集に比べて家賃を増額したのは46.5%と、約半数が増額改定をしていますが、増額改定の割合は前四半期と比較し2.1ポイント減少しています。一方、減額改定の割合も3.0ポイント減少し、その分、据え置きの割合が増えています。賃料改定率は前回より上昇しましたが、増額改定に関しては、繁忙期を過ぎて落ち着きが出てきたといえます。

-本件に関するお問い合わせ先-
スタイルアクト株式会社 ITコンサルティング事業部 清田
TEL:03-5537-6333 FAX:03-5537-6334 Email:pr@styleact.co.jp

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