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売主別中古マンション値上がり率ランキング(関西版)発表

- 関西は大阪市、京都市を中心に値上がり、1位は6年連続、阪急阪神不動産 -

 分譲マンション購入・売却検討者28万人を有する分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/)は、売主別中古マンション価格の値上がり率ランキング(2022年関西版)を発表します。「住まいサーフィン」は不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)が運営しています。

 本調査は、2009年以降に竣工した関西圏の新築分譲マンションを対象に各住戸の新築分譲時の価格と、2021年10月から2022年6月までの間に中古マンションとして売り出された価格の値上がり率を算出し、2022年10月迄の経過年数で除算することで年間当たりの値上がり率を算出し、ランキングしています。少数事例による誤差を抑制するため、総戸数30戸未満のマンションならびに上記期間の事例数が5件以下のマンションを除外し、それらを除いた事例が11棟以上のサンプルがあるデベロッパーを対象としています。

【調査結果】

■関西売主別1位 6年連続 阪急阪神不動産

 関西売主別値上がり率ランキングでは、1位は阪急阪神不動産、2位は三菱地所レジデンス、3位は三井不動産レジデンシャルとなりました。

<図表:売主別中古マンション値上がり率のランキング(関西圏)>

 全体的な傾向として都市部のマンションの値上がり傾向が強く、特に大阪市内、京都市内の上昇率が高い傾向となりました。
 関西1位の阪急阪神不動産は、京阪神の中でも特に人気が高い阪急沿線や、マンションの供給が比較的難しい京都市内などを中心にマンションを供給しています。阪急阪神不動産のマンションブランド「ジオ」は、関西を中心に関東においても比較的高額なブランドとして認知されていますが、関西では根強い人気を誇る阪急沿線に多くの供給物件を持つことと、中古時においても検討者が高い価値を感じやすい高い品質によるもので、関西圏の値上がり率6年連続1位となりました。
 2位の三菱地所レジデンスは、「ザ・パークハウス」シリーズをはじめとする高額物件から昨今値上がり率が大きいDINKS向けやファミリー向けなど幅広い世帯のニーズに沿った高品質な物件を供給する大手デベロッパーで、本年関東でも3位、関西の値上がり率で今年は2位となりました。
 また、同社の物件は入居後の管理満足度における当社調査(※1)においても例年TOP5となっており、資産性と入居後の満足度のいずれにおいても高い競争力を有していることが分かりました。
 3位の三井不動産レジデンシャルは、大手デベロッパーとしてハイエンドから一次取得層まで幅広いエリアに多くの物件を供給しながらも、各立地に適切なブランドで供給を行うことで高い資産価値を維持しております。関西の値上がり率でも3位となりました。同管理会社の評価も2位に位置しており、三菱地所レジデンスと同じく資産性、入居後の満足度も高い傾向にあり、関東の値上がり率においても2位となりました。

(※1)入居後の管理満足度における当社調査とは、分譲マンションに特化した「住まいサーフィン」会員28万人のうちマンション購入済みの入居者や全国の大規模マンションの理事長様などに対し、管理状況に関する満足度について調査をしました。より正確に入居者の声を聞くことを目的とした管理会社に関する調査です。

中古値上がり率:新築販売時と中古売り出し時のマンション価格を比較し、価格が上がったか下がったかを%で表現したもので、マンションの資産価値を示しています。
 
計算式:中古値上がり率=中古売出価格/新築時価格/経過年数

結果は、「住まいサーフィン」でも公開します。
URL https://www.sumai-surfin.com/price/increase-rate/developer/touraku-2022-kansai/

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