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売主別中古マンション値上がり率ランキング(関東版)【2026年公表】- 三井不動産レジデンシャル3年連続1位、新築時の4.8倍で取引された物件も –

分譲マンション購入・売却検討者33万人を有する分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/)は、関東売主別中古マンション価格の値上がり率ランキングを発表します。「住まいサーフィン」は不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)が運営しています。

■調査概要■

本調査は、2008年から2024年に竣工した関東圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)の新築分譲マンションを対象に、各住戸の新築分譲時の価格と、2025年4月から2026年3月までの1年間に売買された中古マンションデータを対象に、新築時と中古売出価格を住戸単位で詳細比較し、値上がり率を算出しました。
関東圏でサンプル棟数50棟以上のデベロッパーを対象に、上位10社をランキング形式で公表いたします。

■調査結果■

関東売主別中古マンション値上がり率のランキング1位は、3年連続で三井不動産レジデンシャルに

関東売主別値上がり率ランキングは、1位三井不動産レジデンシャル(88.3%)、2位旭化成不動産レジデンス(85.1%)、3位NTT都市開発(80.8%)、4位東京建物(79.2%)、5位東急不動産(78.2%)となりました。三井不動産レジデンシャルは3年連続の首位獲得となった一方、2位以下は前回調査(2025年公表)から大きく顔ぶれが入れ替わりました。旭化成不動産レジデンス、NTT都市開発など都市型マンションを中心に供給するデベロッパーの値上がり率が市況の影響を受けて上位へ浮上いたしました。

<図表:関東売主別中古マンション値上がり率のランキング(サンプル棟数50棟以上)> 

1位の三井不動産レジデンシャルは、値上がり率88.3%で3年連続の首位獲得となりました。今回の値上がりを牽引したのは、港区・千代田区を中心とした都心・高台立地の「パーク」ブランドのマンションです。特に「パークコート六本木ヒルトップ」(381.5%)、「パークコート千代田富士見ザタワー」(317.7%)、「パークマンション三田綱町ザフォレスト」(290.6%)、「パークコート赤坂檜町ザタワー」(286.6%)、「パークタワー芝公園」(269.7%)はいずれも値上がり率200%を大きく超え、新築時の3.5倍以上の価格で取引されています。サンプル棟数410棟・事例数3,139件という圧倒的な母数の大きさも、評価の安定性を裏付けています。都心の希少立地に絞った供給戦略と、高いブランド力を背景としたハイエンド層向けの開発が、3年連続の首位という結果に表れています。

2位の旭化成不動産レジデンス(85.1%)は、前回調査ではトップ5圏外でしたが、今回大きく順位を上げました。「アトラス千代田末広町」(210.8%)を筆頭に、「アトラス恵比寿」(172.0%)、「アトラス渋谷公園通り」(158.6%)など、「アトラス」シリーズの千代田区・渋谷区の都心エリアの物件が軒並み高水準となりました。300%を超える突出物件がないにもかかわらず2位に付けていることから、供給戸数を追わず希少立地を厳選する同社の開発姿勢がうかがえます。

続く3位はNTT都市開発(80.8%)。「ウェリスタワー愛宕虎の門」(379.5%)、「ウェリス上野池之端」(292.6%)、「ウェリス麻布狸穴」(218.4%)と、港区の主力物件に加え、上野池之端(台東区)の物件が高水準を記録した点が特徴的です。同社は良質な立地を見極め、長く住みやすいマンションを丁寧につくる開発姿勢に定評があり、今回の結果にもその強みが表れています。

東京建物は、79.2%で4位にランクイン。「ブリリア日本橋浜町」(196.5%)、「ブリリア品川大井町」(189.9%)、「ブリリア浅草橋」(178.7%)と、交通利便性の高いエリアの物件が高水準の値上がり率を記録しました。200%を超える突出物件がないながらも4位に付けている点は、利便性や立地の魅力を備えた物件を安定して供給してきた結果といえます。

5位は東急不動産(78.2%)で、「ブランズ四番町」(276.5%)、「ブランズ麻布狸穴町」(252.2%)、「ブランズ麻布十番」(218.3%)など「ブランズ」シリーズが、千代田区・港区の都心エリアで軒並み存在感を示しました。沿線開発で培った都市機能との融合や、共用空間・デザインへのこだわりが評価されているデベロッパーで、駅近立地や生活利便性の高いエリアへの供給が多く、資産性の高いマンションを多く手がけている点が、値上がり率にも表れています。

三菱地所レジデンスが78.0%で6位。高水準を記録したのは「ザ・パークハウス芝公園」(307.3%)に加え、最上位ライン「ザ・パークハウスグラン」の「グラン南青山」(277.2%)、「グラン三番町」(265.4%)など、希少性の高い都心一等地の物件でした。都心一等地という立地に加え、ゆとりある住空間や街並みとの調和を重視した商品企画が、高い資産価値につながっていることがうかがえます。

7位の積水ハウス(72.4%)は、「グランドメゾン白金ノ杜ザタワー」(207.9%)が牽引し、8位のモリモト(70.6%)は「ディアナコート代々木上原」(181.3%)、9位のオープンハウスグループ(70.2%)は「オープンレジデンシア広尾2」(205.1%)、10位の日鉄興和不動産(68.2%)は「リビオレゾン大手町」(245.0%)と、いずれも都心部の物件が値上がり率を支える結果となりました。

値上がり物件から見えるエリア傾向

今回の値上がり物件を横断的に見ると、港区の物件が件数・値上がり率ともに突出しており、売主の違いを超えてエリア自体の強さが際立つ結果となりました。千代田区・中央区の物件も高水準で続いています。

港区では、麻布台ヒルズや虎ノ門エリアなど、街の価値向上につながる開発が進むエリアの物件が高い値上がり率を記録しました。2023年秋に開業した「麻布台ヒルズ」の存在は、周辺エリア全体の資産価値向上にも影響していると考えられます。東急不動産の「ブランズ麻布狸穴町」(252.2%)は麻布台ヒルズの目と鼻の先に位置しており、新たなランドマークの誕生によって周辺エリアの魅力が高まった一例といえます。

なお、住まいサーフィンを運営する沖有人は、値上がりするマンションの条件について「1に立地、2に立地、3、4がなくて5に立地」と語るほど、立地の重要性を重視しています。資産性という観点でいえば、中でも都心三区(千代田区・中央区・港区)、とりわけ港区については「間違いない」と話しており、今回の結果はこれを裏付けるものとなりました。上位にランクインした各社を見ると、開発コンセプトや商品特性は異なるものの、都心の希少性が高い立地や利便性に優れたエリアで、資産価値が評価されるマンションを供給している点が共通しています。規模やタワーといった商品特性も資産価値を左右する要素の一つですが、それ以上に、希少性の高い立地やエリアの将来性が、値上がり率を支える重要な要因であることが、今回のランキングからも見えてきました。

中古値上がり率:新築販売時と中古売り出し時のマンション価格を比較し、価格が上がったか下がったかを%で表現したもので、マンションの資産価値を示しています。<計算式:中古値上がり率=中古売出価格/新築時価格-1>

※JV物件については、代表事業者となる売主の実績として算出しています。ただし、代表事業者の特定が困難な一部物件は集計対象外としています。また、少数事例による誤差を抑制するため、総戸数10戸未満のマンションならびに事例数が5件未満のマンションを除外しています。

上記を満たすマンション数を50棟以上販売した売主上位を公表しています。

本ランキングは「住まいサーフィン」にて公開しています(※11位~20位は会員限定で閲覧いただけます)。
https://www.sumai-surfin.com/price/increase-rate/developer/touraku

関西版のランキングもあわせて公開しております。
https://www.sumai-surfin.com/price/increase-rate/developer/touraku-kansai/

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